原画:秋月時雨


メタルたてしな(苑生たてしな)/故15歳/機械

後白河上皇(高久美雪)に仕え、彼女の身の回りの世話を
しながら、従者として暮らしていた「朝廷侍女頭」の少女。

彼女の明るい人生は、予想もしないところで途切れた。

延暦寺四天王ナンバー2「雷炎の最澄」に恋をした己の主、
後白河上皇からの嫉妬。いわれのない、激しく醜い嫉妬により
心臓を一突きにされて殺害された、あの水無月の夜。

最期に目にしたのは、自分を出刃包丁で何度も斬りつけながら
狂ったように罵る主と。

その返り血に濡れた姿を見つめ、目を見開いていた最澄だった。

「おい。美雪。何……やって、んだよ……?」

……やがて。湿った死体置き場に打ち捨てられた彼女を拾ったのは
「朝廷総大将」……マーシナリー(機械使い)の日蓮だった。

……遺体を改造され、自立させられ、新しく日蓮の部下として、
彼の操り人形として、武器として蘇ったたてしなは。

それでも心は今でも、人間だった時のまま。
己の主を想い続けている。

ずっと、ずっと、ずっと。
彼女の幸せだけを祈り続けている……




<通常攻撃モーション>



<武器>

機械になった自分自身、機械の触手

<転生極地の対象>

平安の征夷大将軍「紀古佐美」

<クラスチェンジ>

メタルたてしな→朝廷侍女頭『鉄塔のたてしな』