原画:ちみる


親鸞(本名不明)/52歳(外見年齢11歳)/延暦寺当主


朝廷の直属の戦闘部隊として、京都の結界内に『延暦寺』と呼ばれる寺を
建立した当主であり、ありとあらゆる悪行を積んできた52歳の極悪人。

彼はある日、気まぐれな天の仏に問われた。

「お前が真に欲するものを与えよう。お前は何を望む?」

彼は願った。永遠に美しいままの己の姿と、
365日24時間、苦しみ続けてくれる美少年と美青年しかいない寺を。


彼は美しい少年が、美しい青年が絶望している姿が好きだ。
笑っている姿はまったく好きではない。

彼は美しさしか能のない若い男達が、互いに憎みあい、
嫉妬と裏切り、懐疑に殺意でギスっているのが最高に好きだ。
認め合い、高めあっている姿はちっとも好きじゃない。


哀しみの鳥籠(えんりゃくじ)に108人の美少年を閉じ込めて
念入りに念入りに出られなくしたあげく、
互いに傷つけあっている姿を眺めるのが何より好きなのだ。

「その上で、自分はその寺の当主として完全に守られる存在かつ
 11歳の美しすぎる生足のショタであればなお良い」


それを聞いた仏はヒいた。


<武器>

鉄の扇子


<必殺技>

『堕落恋情』

巨大化させた鋼鉄の扇子で敵を叩き潰す技。

基本的に「参謀」タイプで前線に出ることのない親鸞は、
自分の体格が直接戦闘に向かない華奢すぎるものとわかっていて
あえてショタでいる。

醜男として最強であるくらいなら美少年として死ぬ。


52歳の中年男性に残っていたのは、仏への気持ちでも
朝廷への忠誠でもなんでもない。


とにかく美少年を苦しめたいという理解不能な執念だけ。


法隆寺当主の「日蓮」がサイコパスならこっちはサディスト。
二人の当主はどちらも、自分の信念と深い愛情に基づいて生活している。


<転生極地の対象>

無し。転生極地という魔法があることは知っているが
過去の偉人とかいうジジイどもに興味がない。

今。現代。リアルタイムで美少年でないと意味がないのだ!


クラスチェンジ

特に無し